こんにちは。初めましての方は初めまして。ご覧いただきありがとうございます!
本サイト、「数的処理の穴場」を運営しておりますモクセイと申します。
座っている時間が長いと死亡リスクが上がるという研究があるそうですが、座る習慣を減らすって結構難しい要求ですよね。
私の場合、立ってブログを書くのも落ち着かないですし。
定期的に(30〜40分くらいおきに)立って軽くストレッチをするだけでも効果はあるみたいなので、できる範囲で取り入れてみようかなーと思ってます。
皆さんも勉強の合間には立ち歩くようにすると、きっと気分転換にもなってはかどりますよ。
前回は、エレベーターの昇降で目線が一致するときの高さを求める問題をやりましたね。
国家総合職で頻出の、平面図形と速さを一挙に学習できる問題なので、解いてない方はぜひ挑戦してみてください。
今回のテーマは「対応関係」です。
実は、対応関係の問題でまずしなければならないことは決まってます。
以下の記事で詳しく説明してるので、ぜひ参考にしてください。

まだ見てない方は、先にこっちを見た方がこの後の解説を理解しやすいかも
演習問題:水泳教室の体験会
ある水泳教室で、4日間にわたるコースの体験会が開かれた。この体験会に興味を持ったA〜Dの4人の参加状況について、次のことが分かっている。
- 4日とも参加した者はいなかった。
- 4人のうちの何人が参加したかという人数は、4日間の各日で全て異なっていた。
- 4日間の途中で入会の契約をした場合は、その後の体験会には参加しなかった。
- 入会の契約をする日は、必ず体験会に参加した。
4人が各自の参加状況について次のように話しているとき、確実にいえるのはどれか。
ただし、「会った」とは同じ日に体験会に参加していたことを示す。
A:「3日目に入会の契約をした。」
B:「1日目と2日目には参加した。2日目に、体験会では初めてAに会った。」
C:「参加できるのは連続した2日間だけだった。2回目に参加した日にAとBとDに会った。」
D:「3日目と4日目には参加した。1回目に参加した日にBに会った。」
- Aは2日目は参加しなかった。
- Bが参加した回数は2回だった。
- Cは2日目に参加した。
- Dは2日目は参加しなかった。
- A〜Dのうち、誰も参加していない日があった。
3
体験会に参加した4人の発言をもとに、参加状況を推測します。
判断推理を解くときは、まず始めに確定している条件を洗い出すのが第一歩になります。
以下、詳しい解説になります。
回りくどい説明が嫌な方は、一番下に略解としてコンパクトにまとめてあるので、そこだけ読んでいただくのでも大丈夫です。
それでは、解説スタート!
解説
対応関係の「最初の一手」を思い出しましょう。
まずは適切なフォーマットを用意すること
- 項目が2つ→○×式
- 項目が3つ→数字など書き込み式
どんな表を作るかは、条件と選択肢から判断するんでしたね。
見ると、「人(A〜D)」と参加した「日にち(何日目)」を要素として盛り込む必要があると分かります。
表したい要素が2つなので、○×を記入する形式の表を作ります。

タテにA〜D、ヨコに日にちを配置して、参加/不参加を○×で表すよ
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | ||||
B | ||||
C | ||||
D |
表のフォーマットを作ったら、分かることを記入していきましょう。
与えられた条件を表に記入
まず、Aについて考えます。
Aの発言3日目に入会の契約をした
ですが、
4つ目の条件入会の契約をする日は、必ず体験会に参加した
より、3日目は○です。
また、
3つ目の条件4日間の途中で入会の契約をした場合は、その後の体験会には参加しなかった
より、4日目は×です。
また、
Bの発言1日目と2日目には参加した。2日目に、体験会では初めてAに会った
を合わせると、Aの1日目は×、2日目は○になります。
加えて、
Dの発言の前半3日目と4日目には参加した
より、Dの3日目と4日目はともに○です。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ||
C | ||||
D | ○ | ○ |
次に、
Dの発言の後半1回目に参加した日にBに会った
と
1つ目の条件4日とも参加した者はいなかった
を合わせて考えると、Dの「1回目」は1日目か、あるいは2日目のいずれかになります。
そこで、ここからはDの「1回目」が(i)1日目の場合と(ii)2日目の場合に分けて考えます。
(i)1日目の場合
1つ目の条件4日とも参加した者はいなかった
より、Dの2日目は×となります。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ||
C | ||||
D | ○ | × | ○ | ○ |
ここで、
Cの発言参加できるのは連続した2日間だけだった。2回目に参加した日にAとBとDに会った
を考えます。
ここまでの表を見ると、A〜Dの4人が揃う日は3日目以外にないことが分かります。

1日目と4日目はAが、2日目はDがいないからね
よって、Cの言う「2回目に参加した日(=AとBとDに会った日)」とは3日目のことであり、この日はBも参加していたことが分かります。
また、Cの「参加できるのは連続した2日間だけだった」より、Cは2日目も参加していて、1日目と4日目は×となります。
あとは
2つ目の条件4人のうちの何人が参加したかという人数は、4日間の各日で全て異なっていた
を考えると、Bの4日目は×ですね。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ○ | × |
C | × | ○ | ○ | × |
D | ○ | × | ○ | ○ |

Dの「1回目」が1日目の場合はこれで終了
(ii)2日目の場合
先ほどと同様に、「4日とも参加した者はいなかった」ので、Dの1日目は×になります。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ||
C | ||||
D | × | ○ | ○ | ○ |
この場合、A〜Dの4人が揃う日は(ii-a)2日目の場合と(ii-b)3日目の場合のいずれかになります。
順番に検討しましょう。
(ii-a)2日目の場合
この場合、Cの1日目も○になり、3日目と4日目は×です。
あとは
2つ目の条件4人のうちの何人が参加したかという人数は、4日間の各日で全て異なっていた
を満たすように考えると、次のように表が完成します。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ○ | × |
C | ○ | ○ | × | × |
D | × | ○ | ○ | ○ |
(ii-b)3日目の場合→×
この場合、Cの2日目も○となりますが、こうすると4人が揃う日がダブってしまうので、条件を満たしません。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ○ | |
C | × | ○ | ○ | × |
D | × | ○ | ○ | ○ |

Dの「1回目」が2日目の場合も終了。
起こりうるすべてのケースが出揃ったよ
以上、(i)および(ii-a)の表をもとに選択肢を検討すると、3の「Cは2日目に参加した。」が確実に正しいと分かります。
したがって、3が正解です。
おわりに:対応関係は表作りから
お疲れ様でした!
いかがだったでしょうか?
対応関係の問題でまずすることは、条件と選択肢にマッチした表を用意することです。
対応関係は数的処理、特に国家総合職ではダントツの出題率です。
それだけに問題のバリエーションも豊富ですが、「表を作って考える」という点は共通しています。
どんな問題にも使える、それが「解法のポイント」です。

細かいところは問題に合わせて対処する必要があるけどね
最後までお読みいただきありがとうございました!
本サイトでは、今後もこうした演習用の問題をアップしていく予定なので、ブックマークなどして気軽に訪れてもらえたらうれしいです。
また、運営のやる気UPと記事のクオリティアップにつながりますので、ご意見やご感想などありましたら、お気軽にコメントにてお知らせください!
いいねボタンだけでも押して行っていただけると、投稿の励みになりますので、ぜひポチッとよろしくお願いします!
次回もお楽しみに!
略解
4人の参加状況を明らかにするため、タテにA〜D、ヨコに日にちを配置した以下の表を作り、参加/不参加を○×で記入することとする。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | ||||
B | ||||
C | ||||
D |
まず、Aについて、Aの発言「3日目に入会の契約をした」より、3日目は○、4日目は×である。
また、Bの発言「1日目と2日目には参加した。2日目に、体験会では初めてAに会った」を合わせると、Aの1日目は×、2日目は○となる。
加えて、Dの「体験会には全部で3回参加し、うち2回は3日目と4日目だった」より、Dの3日目と4日目はともに○である。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ||
C | ||||
D | ○ | ○ |
次に、Dの「1回目に参加した日にBに会った」の部分について、「1回目」が(i)1日目の場合と(ii)2日目の場合に分けて考察する。
(i)1日目の場合
条件「4日とも参加した者はいなかった」より、Dの2日目は×である。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ||
C | ||||
D | ○ | × | ○ | ○ |
ここで、Cの「参加できるのは連続した2日間だけだった。2回目に参加した日にAとBとDに会った」について、ここまでの結果から、Cの「2回目」は3日目と決まる。
すると、Cの2日目も○となり、1日目と4日目は×である。
加えて、条件「4人のうちの何人が参加したかという人数は、4日間の各日で全て異なっていた」より、Bの4日目は×である。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ○ | × |
C | × | ○ | ○ | × |
D | ○ | × | ○ | ○ |
(ii)2日目の場合
「4日とも参加した者はいなかった」より、Dの1日目は×になります。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ||
C | ||||
D | × | ○ | ○ | ○ |
この場合、A〜Dの4人が揃う日は(ii-a)2日目の場合と(ii-b)3日目の場合のいずれかである。
(ii-a)2日目の場合
この場合、Cの1日目も○となり、3日目と4日目は×である。
あとは、条件「4人のうちの何人が参加したかという人数は、4日間の各日で全て異なっていた」より、次のように表が完成する。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ○ | × |
C | ○ | ○ | × | × |
D | × | ○ | ○ | ○ |
(ii-b)3日目の場合
この場合、Cの2日目も○となるが、こうすると4人とも参加した日が2日あることになり、条件を満たさないので不適。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |
A | × | ○ | ○ | × |
B | ○ | ○ | ○ | |
C | × | ○ | ○ | × |
D | × | ○ | ○ | ○ |
以上をもとに選択肢を検討すると、3の「Cは2日目に参加した。」が正しいことが分かる。
したがって、正解は3である。
コメント