こんにちは!
公務員試験の数的処理解説サイト「数的処理の穴場」へようこそ。
【2】どこよりも詳しい解説
【3】誰でもすぐに使える「解法のポイント」
を扱う、ありそうでなかった数的処理の学習サイトです。
公務員試験の数的処理をはじめとした、算数/数学の試験を受ける方は必見!
ぜひ最後まで読んでいってください。

「解法のポイント」はないこともある、かもしれない
今回のテーマは……「順序関係」
対応関係に次ぐ頻出テーマ。
公務員試験特有の問題形式なので、イマイチどう対策していいか分かりにくい。
「複数の条件をうまく整理できない」
「途中で条件を見落としてしまう」
こんな悩みを持つ人は多いはず。
そんな人にオススメしたい順序関係の解き方のコツがあります。
キーワードは、パズル化
条件をピースに見立ててパズルのように組み立てる、というもの。
もとは位置関係のコツとしてモクセイが編み出した解き方ですが、順序関係にも使えます。
「パズル化」を使った順序関係の解き方の流れは次の通り。
- ○の並び(○○○○○)を用意
- 条件を「ピース化」
- パズルみたいに組み立て
→順序を特定

「○の並び」は順序関係のキホン
(以下の記事を参照)
「パズル化」で解くメリットは、主に2つ。
- 条件をピースで表現できる
→検討忘れがなくなる - 条件同士の矛盾があればピースがぶつかり合う
→直感的に考えられる
今回は、「パズル化」による順序関係の解き方を紹介します。
国家総合職に合格した経験のある私モクセイが、数的処理の過去問みたいなオリジナル問題をていねいに解説します。
演習問題:研究生による発表の順序関係
ある研究発表会で、5人の研究者A~Eが連続する月~金のいずれか異なる曜日に発表を行った。A~Eは異なる研究班(P,Q,R,S,T)に所属し、異なる分野(化学・生物学・医学・薬学・農学)の発表を行った。次のことが分かっているとき、確実に正しいといえるのはどれか。
- Aの発表が終了した時点で、Q班およびT班の2人が未発表であった。
- Bが発表した2日前に、P班の研究者が医学分野の発表をした。
- Cが発表した翌日に、生物学分野の発表があった。
- Dが発表する前日に、R班の研究者が薬学の発表をした。
- Eが発表するより前に、少なくとも2人の研究者が発表を終えていたが、Eの発表は金曜日ではなかった。
- Aは薬学分野の発表をした。
- Bは生物学分野の発表をした。
- Cは医学分野の発表をした。
- DはS班に所属している。
- EはT班に所属している。
4
条件に合う記述を選ぶ問題。
対応/位置/順序を見分ければ、方針が決まります。
それでは、解説スタート!
解説:○の並び&パズル化で順序関係が分かる
条件付きの、正しい記述を選ぶ問題。
対応/位置/順序のどれなのか、条件文で見分けます。

対応関係か、位置関係か。
それが問題だ

順序関係なんだよなぁ
条件は、いずれも時間の前後関係を述べたもの。
(前日、翌日、2日前etc.)
→A~Eの発表の順番がテーマなので、順序関係。
1.大小のない順序関係は「○に書き込む」
順序関係は、図示して考えましょう。
自分なりの表現方法を用意しておく
- 順番だけ→○(マル)に書き込む
- 数的な差(高低が分かる)→数直線を書く
- 数的な差(高低が分からない)→Aを始点とした樹形図
本問は数的な大小を含まない(=順番だけが問題)ので、○の並びに当てはめるやり方でいきます。

2&3.ピース化と組み立て
ここから、いよいよ「パズル化」の解き方が登場します。

ピース化→組み立て、の流れね
A「後に2人」→水曜
Aは素直に決まります。
Aの発表が終了した時点で、Q班およびT班の2人が未発表であった。
Aの後に2人いた、ということ。
→Aは3番目(水曜日)


「後ろの2人はQT班」も書いとく
E「前に2人以上」→木曜
次に、E。
Eが発表するより前に、少なくとも2人の研究者が発表を終えていたが、Eの発表は金曜日ではなかった。
「Eが発表するより前に、少なくとも2人の研究者が発表を終えていた」
→Eの前に2人(以上)いた、ということ。
ピース化すると、

この時点で、月火は候補から外れます(前がはみ出す→直感的!)
→Eは水木金のどれか

かつ、
「Eの発表は金曜日ではなかった。」
→Eは水 or 木
A=水は確定済みなので、消去法で E=木

制約が厳しいBから考える→金曜
残る条件は、BとCとD
このうち、発表日に関して条件の範囲が広い(=制約が厳しい)のはB。

制約が厳しいものから、は位置関係の定石
文量の多い条件に注目
Bが発表した2日前に、P班の研究者が医学分野の発表をした。
Bの前の前の日に、「P班」の「誰か」が「医学」だった、ということ。
ピース化すれば、

これを、○の図に当てはめることを考えます。
残った場所のうち、月曜と火曜はともに前がはみ出るのでNG。
(直感的!)
金曜なら、2日前にAがいるので、辻褄が合います。
→B=金

AはP班で医学だった、となる

CとDのピースをくみ上げる→C&D=月火
残るはC&D。
Cが発表した翌日に、生物学分野の発表があった。
Dが発表する前日に、R班の研究者が薬学の発表をした。
これらを「ピース化」してみます。

C→Dという順番なら、どちらの条件も矛盾なく成立します。
これが、残った月火にハマります。
→C=月、D=火

最後に、班について。
消去法により、残ったS班はDだったと分かります。

全ての条件を使ったので、ここでおしまい
選択肢のうち、正しいのは4。
よって、4が正解です。
おわりに:順序関係は条件同士の「パズル」
お疲れ様でした!
順序関係の攻略法は、
パズルのように解く
直感的に考えられるので、ミスによる誤答を減らせます。
解き方は、
1.○の並びを用意
2.条件をピースで表現
3.パズルみたいに組み立てる

サイズの大きい(=制約が厳しい)やつから組んでこ
きのこの山を口の中でチョコだけはがして食べるのクセになってる

別々に食うのとは違うんだなぁ、これが
最後までお読みいただきありがとうございました。
本サイトでは、今後もこうした演習用の問題をアップしていく予定なので、ブックマークなどして気軽に訪れてもらえたらうれしいです。
また、運営のやる気UPと記事のクオリティアップにつながりますので、ご意見やご感想などありましたら、お気軽にコメントにてお知らせください!
この記事が参考になったら、ぜひシェアしてください!
Tweet次回もお楽しみに!


コメント