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ぜひ最後まで読んでいってください。

「解法のポイント」はないこともある、かもしれない
今回のテーマは……「対応関係」
公務員試験の必修科目。
対策はバッチリでしょうか?
自信度≦99%の方は、今回の記事を最後まで読むべし。
なぜなら、ほぼ全ての対応関係の問題に使える【解法】が身に付くからです。
九分九厘の対応関係に役立つ究極の解法。
それは……
【【【【表で解く】】】】
以下↓の記事でていねいに解説しています。

筆者が見てきた範囲でも9割以上この解き方だった
今回も、数的処理の対応関係のオリジナル問題を、世界一ていねいに解説していきます。
問題:男女の掃除当番と対応関係
ある会社では、 A~E(男性2人、女性3人)が当番制で掃除を担当している。ある週(月~金)の5日間の各人の担当状況について、次のことが分かっているとき、確実に正しいといえるのはどれか。
月曜日:当番だった者のうちの2人は男性であった。
火曜日:A、B、Eが当番であった。
水曜日:女性の当番は1人だけであった。
木曜日:当番でなかった者が1人だけおり、その者は女性だった。
金曜日:当番は2人の女性のみで、うち1人はDであった。
A「月曜日は当番ではなかった。」
B「5日間すべて当番であった。」
C「水曜日は当番であった。」
D「当番の日は1日だけであった。」
E「当番の日は3日間あった。」
- 火曜日は男性2人が当番であった。
- 水曜日は3人が当番であった。
- Cは金曜日の当番であった。
- Aは女性である。
- Dは男性である。
4
適切な表で条件を整理できますか?
ヒントは「条件と選択肢」
以下、詳しい解説。
あっさりした解説がお好みの方は、一番下の略解を見てね。
おっと申し遅れました。
解説は筆者、「数的処理の穴場」管理者のモクセイがお送りします。
↑これでも元塾講で国家総合職の筆記合格者

おそすぎる自己紹介
それでは、解説スタート!
解説:2種の○×表で対応関係を整理
出題形式から、いわゆる文章題であることは明白。

対応?位置?それとも順序?

消去法で「対応関係」となります
本問は、明らかに位置や順番の話ではないので、対応関係の問題だと判断できます。
対応関係といえば、【表で解く】
まずは適切なフォーマットを用意すること
- 項目が2つ→○×式
- 項目が3つ→数字など書き込み式
表にする項目は、条件と選択肢から決まります。
次のようなフォーマットを用意。
○×を記入していきます。

条件を対応関係の表に記入
条件を読み、分かることを表に落とし込みます。
曜日ごとの条件
月曜日:当番だった者のうちの2人は男性であった。
火曜日:A、B、Eが当番であった。
→火ABEに〇、他は×
水曜日:女性の当番は1人だけであった。
木曜日:当番でなかった者が1人だけおり、その者は女性だった。
金曜日:当番は2人の女性のみで、うち1人はDであった。
→金Dに〇、Dは女
火&金はそのまま書き込めます。
→金曜日の条件より、Dは女性で確定

A~Eごとの条件
ここはただ記入するだけ。
A「月曜日は当番ではなかった。」
→月Aに×
B「5日間すべて当番であった。」
→月~金すべて〇
C「水曜日は当番であった。」
→水Cに〇
D「当番の日は1日だけであった。」
→金以外に×
E「当番の日は3日間あった。」


男女を確定させる情報はナシ
条件を深掘りし対応関係の表を埋める
まだ手の付いていない条件は、余白に書き残しておいたヤツ。
いずれも曜日ごとの条件なので、再び表をタテに見ていきます。
深掘り①:木はD「以外」〇
木曜日:当番でなかった者が1人だけおり、その者は女性だった。
ここまでの表によると、、、
木曜はDが×で確定済み。
つまり、
「当番でなかった者」はDに他ならず、あとの4人は全て〇
ということ。

深掘り②:金曜は女性2人→Bは女性
金曜日:当番は2人の女性のみで、うち1人はDであった。
ここまでの表によれば、金曜の2人はBとD(ともに女性)。

残り(A、C、E)は全て×になる

深掘り③:月曜の条件でA~Eの男女が確定
月曜日:当番だった者のうちの2人は男性であった。
表だと、
- A&Dは×
- Bは〇(・・・ですが、Bは女性)
→条件を満たすには「残ったCとEは男性かつ〇」とせざるを得ません。


A~Dはすでに折り込み済だから、Eだけ確認で十分
条件は全て使い切ったので、表の書き込みはこれでおしまい。
(水曜の○×は確定しない)
選択肢を検討すると、正しいのは4。
よって、4が正解です。
おわりに:2項目の対応関係は○×の表にする
お疲れ様でした!
対応関係には、【表】
問題文から、対応関係かどうかは簡単に見抜けます。
どんな表を用意するか。
これは【解法のポイント】の通り。
(再びプレイバック)
まずは適切なフォーマットを用意すること
- 項目が2つ→○×式
- 項目が3つ→数字など書き込み式

条件&選択肢から必要な項目を読み取って○×式と書き込み式を使い分ける
今回は、○×式を2つ並べた表で考えました。
フォーマットが決まれば、あとは場合分けもなく一本道。
さほど難しくなく、本番ならぜひ得点したいレベルだと思います。
対応関係の問題はまだまだあります。
→こちらから
ゲレンデがとけるほど記事投稿したい

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